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ワンちゃん達との平凡な日常とお菓子つくり


by bubi-chiko
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母の事で・・・。

少し暗い話だけれど、今後の事を考え、記録しておきます。

一昨日月曜日は、母の所の担当医診察日でした。
先回の血液検査の結果、腫瘍マーカーの値が高く、肝臓がん、大腸がんになっている
可能性があるとの事で、施設の方の要請で、一昨日、施設の方、担当医の方との今後の
相談に行ってきました。

母は、予防注射からの感染で、もともとC型肝炎に罹患しています。
医者の娘だったけれど、専門家ですら、昔はそんなこと心配せずに、次々と同じ針で
予防注射等をしていたものね。
私の子供時代から、調子が悪いと、度々お手伝いさんが来ていましたから、
発病しながらも90歳までよくもったと思っています。

施設の方のお話では、本人に告知して、本人を含めて4者で今後のことを相談したいとの事でしたが、母の性格からして、私達は、告知せずに、「どこか悪いのかなぁ…年かな・・」って思いながら、穏やかに過ごさせたいと思いました。

知人の専門の方に相談したら、一言、「言ってどうなる?良いことある?」でした。

プライドは高く、頭も抜群に良く、勘も鋭い。が、人前では悟ったような強い事を言いますが、実は神経質で、怖がりで、ヒステリーでパニックを起こす人です。
まだ、はっきりと決定していない現在の時点では、辛い精密検査も受けずグレーのまま、段々となんとなく変だと判るだろうけれども、告知せずに、静かに今後過ごしてもらう方が、母の精神安定上良いと思いました。

担当医も、母の事をよく判ってくださっていたようで、私達がそのようにお願いする前に、
「Kさんのご性格から言って私は、告知を選ばず・・検査もせずに、このままの状態で行った方がいいと思うのですが、ご家族様のご了解を得たかった。」と仰いました。 

施設側からは、「接する関係者が未熟な者もいるので、ばらしてしまう恐れもあり、告知を
して欲しいし、ご本人様の命だから告知すべきです。」・・・と、かなり強く希望されましたが、激暑の今、体力温存も考慮し、しばらくはこのまま静かに・・の方針で、行って頂くことに
しました。

毎日介護して下さる施設の方々には、ご苦労をおかけすることになりましたが、私達の
希望通りに、しばらくは穏やかに見守って行けることになり、ちょっと安心しました。

今後、色々と問題も起きてくることでしょう。
妹は車で15分くらいの所に居ます。元は同じ敷地内で住んでいましたし、母とはとても
仲が良かったのに、今はいろんな経過から、妹はかなり・・・なのです。 
私は父っ子で、母の嫌われっ子だったのにね、今は、何かを言うと私です。
でも私の所からの往復5時間の距離は、かなり堪えます。 

主人の最近の腰痛で、家の維持がかなりしんどくなってきた今、自分たちの今後の事を色々と考えていた矢先の、母の今度の事。
私の子供達にも、こんな時期を与えてしまうのかな・・と考え考え、落ち込む日々でした。
いっぱいいっぱい良い時代もあったんだから、差し引きゼロと考え、老後を受け入れないといけないんだろうね。 みんな通る道ですものね。
出来るだけ迷惑をかけず、心身ともに少しでも長く現役で居なくちゃ・・と
切に願うこの頃です。

by bubi-chiko | 2012-08-08 09:01 | 家族